民主党政権という名のパラレルワールド

村上春樹の小説「1Q84」は、あるきっかけで、それまでいた世界とは、過去を含めて微妙に異なっている、パラレルワールドに入り込んでしまったという設定の小説です。

民主党が政権を取った後のニュースを見ていると、そんなパラレルワールドに迷い込んだかのような気分になります。というのは私だけでしょうか?

私が『保守』であれ、『革新』であれそれはどちらでも良いのですが、ひとついえることは、従来であれば、できないことはないんだけれども、結局なかなかそこまで変わることができない、というようなことにずいぶんと手がつけられている(あるいは手をつけかけている)ように感じられる、ということです。

自民支持あるいは保守の方々は、悪夢のパラレルワールドかもしれないし、民主支持や革新の方は夢のパラレルワールド、といえるのかもしれません。

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オバマのChange!ではないですが、これは、日本にとってかつてない変化であることは確かです。民主党の政策による社会変化がもたらす良いこと/悪いこと、というのはもちろんですが、むしろここまで変わってきている/変わらざるを得ないというダイナミズムが、停滞していたものや人や意識や、なにやかやへと、影響を及ぼすのではないでしょうか。

言い換えればそのような社会的な変革への欲望こそが民主党政権を生んだのだ、ともいえますが。

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ということで、なんとなくあきらめていたことや、守りに入っていて萎縮していた何かがこの先動き始めるのではないかと思います。というか、もう沈んでしまった船にこれ以上しがみついていてもしょうがないので、おぼれるかもしれないけれど別の船に泳ぎ着いて、必死にこいでいる、というところでしょうか。

そんな中で今自分がしかかっている仕事を眺めてみると、いろいろと軌道修正をした方がよいことも見えてきます。

なにか後生大事に守っていたものが、良くも悪くももう損なわれてしまったのです。そんなスタート地点に私たちは立っているのだ、と改めて思った休日でした。

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